yuki_w.png

logo.png

HOME > Web版・雪坊主2016年11月号 > 【第24回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権 地区大会・学生大会 概要】Web版・雪坊主 2016年11月号

Web版・雪坊主 2016年11月号 (2016年11月1日掲載)

第24回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権 地区大会・学生大会
各種目ジャッジポイント

  • 注意点:
  • ここに記載した内容はあくまでも一般的に考えられることであり、説明した各レベルの滑りに当てはまらない例外的な滑り方が存在すると思われますが、その場合は重要なジャッジングポイントにてらして考えていただけますようお願いします。また、重要なジャッジングポイントはその重要度を☆マークで表示しています。(☆が多いほど重要度が高い)

「フリーライド自由」

  • スピードの中での流れの良い演技構成であること。また斜面変化に合わせた演技とターンを調和出来るかがポイントです。フリースタイルでのトリックは、流れを途切れさせないスピードにのった演技を求める。他のターン種目と違い、フリーライドなのでターン弧の形状に半円は特に求めず、自由とする。
  • レベル1=77点以下
    • ターンにズレがありスピードがない。演技構成も単調で一つ一つの技術が未熟。
  • レベル2=78~82点
    • スピードはあるがターン中のズレが多い。演技構成も単調で一つ一つの技術が未熟。
  • レベル3=83~87点
    • スピードはありカービングになってはいるが、浅回りでターンの質は良くない。演技構成も流れが途切れてしまう。トリックをするが流れが大きく途切れてしまう。
  • レベル4=88~92点
    • スピードもあり積極性も見える。演技構成もまあまあな滑り。トリックの完成度も高いが、やや流れが途切れてしまう。
  • レベル5=93点以上
    • 滑走スピードも高く運動の質も良い。トリックのバリエーション、完成度も高く流れも良い。演技構成の流れも良い素晴らしい滑り。なお、ターン運動の質は、雪面抵抗の少ない効率の良いものほど高い評価をしたい。
  • 上記の滑りの基本評価から転倒などのバランス減点が発生する。
  • <重要なジャッジングポイント>
  • *ターンスピード ☆☆☆☆
    • 基本的にはスピードが速い方が評価は高くなるが、ターンスピードなので直滑降やかなり浅廻りで外力の影響を受けない滑りでスピードを出しても評価にならない。
  • *ターンの質 ☆☆☆☆
    • 外力とのバランスを取りながら、しっかりとボードに働きかけをしてボードの滑走性能を引き出した滑りが評価される。
  • *演技構成 ☆☆
    • 基本的には単調な滑りよりも、斜面状況に合わせて複数の技術・ターンを組み合わせたものが高評価になる。

「カービングターンミドル」

  • カービングターンミドルは、約8~10mのふり幅、およそ圧雪車2台分くらいのリズムをミドルターンとする。斜面・スピード・雪質に合わせた角付け・荷重・ローテーションと、ターン形状として半円をつなぐことを目指したうえでの効率の良いカービングターンを求める。またリズミカルでキレとスピードのあるターンであること。運動に関しては自由とし、加減点の対象としない。
  • レベル1=77点以下
    • ターンにズレが多く、リズムもバラバラな滑り。
  • レベル2=78~82点
    • ターンのキレはそこそこあるが、リズムがバラバラな滑り。
  • レベル3=83~87点
    • ターンにキレはあるが、スピードオーバーになっている。リズムもまばら。
  • レベル4=88~92点
    • ターンのキレ・リズムもまあまあ良く出来ているが、スピードが物足りない。ターン横への移動が多く、落下移動が少ない。切り替えや運動は適切である。
  • レベル5=93点以上
    • ターンのキレが良く、スピードもある。リズミカルで切り替えや運動も適切である。スピードで大切な落下運動も十分行われている。
  • 上記の滑りの基本評価から転倒などのバランス減点やサイズ指定による減点などが発生する。
  • <重要なジャッジングポイント>
  • *リズム ☆☆☆☆
    • 荷重・抜重のタイミングをミドルサイズのターンに最適と思われるリズムで個々のターンを形成しながら、さらに全体を通しての連続ターンも同じリズムでそろえて滑走できることが高評価になる。
  • *ターンの質 ☆☆☆
    • 外力とのバランスを取りながら、しっかりとボードに働きかけをしてボードの滑走性能を引き出した滑りが評価される。ミドルサイズに最適なリズムでのターンとターンをつなげる滑りが高評価で、ターンとターンの間を斜滑降でつなげてしまうようでは評価が下がる。
  • *ターンスピード☆☆☆
    • 基本的にはスピードが速い方が評価は高くなるが、ターン形状として半円をつなぐことを目指したうえでのターンスピードなので、直滑降やかなり浅廻りで外力の影響を受けない滑りでスピードを出しても評価にならない。

「ベーシックショート」

  • ベーシック運動でのリズムの良いターンを評価する。ここでいうベーシック運動とは脚部全体(股関節・膝・足首)のストローク運動を使用して立ち上がり抜重・沈み込み荷重を表現したものをいう。(股関節だけ曲げてストロークは使用せず重心の上下動だけの滑りはベーシック運動とはみなさない。)ジャッジの評価は運動が出来ているか?を最優先事項とし、ベーシック運動を行った状態でターンの質が良い物・ターンサイズが適切なショートリズムを評価する。
  • レベル1=77点以下
    • ベーシックではない運動でターンの質も悪く、ターンサイズも適切ではない。
  • レベル2=78~82点
    • ベーシック運動だが、運動のタイミング等が悪くターンの質が悪くターンサイズも適切ではない。ベーシックではない運動でターンの質やターンサイズだけを求めている滑り。
  • レベル3=83~87点
    • ベーシック運動は出来ているが、ターンの質が悪くターンサイズも適切ではない。運動はコンポで片側だけベーシック運動だが、ターンの質が悪くターンサイズも適切ではない。
  • レベル4=88~92点
    • ベーシック運動はできているが、ターンの質が良くない。またはターンサイズが適切ではない。運動はコンポで片側だけベーシック運動だが、ターンの質が良くターンサイズも適切。
  • レベル5=93点以上
    • トウ・ヒールともにベーシック運動を表現して、なおかつターンの質が良い滑り。ターンサイズが適切である。
  • 上記の滑りの基本評価から転倒などのバランス減点やサイズ指定による減点などが発生する
  • <重要なジャッジングポイント>
  • *運動 ☆☆☆☆☆☆
    • この種目は運動要素の理解度を推し量る種目のひとつである。指定された運動要素を明確に表現した方が評価は高くなる。タイミング・リズム・力の強弱など、状況に合わせて的確にコントロールすること。
  • *リズム ☆☆
    • ショート種目なので、ショートリズムの範囲でタイミング良くターンをコントロールできた滑りに高評価が与えられる。指定されたベーシック運動を表現して・ターンの質が出来ている中で適切なショートリズムを作れたものが高評価になる。運動を求めるあまりにサイズがミドルに近い大きなリズムになりすぎてしまったり、ショートリズムを追求しすぎて小さくなりすぎてしまったりすれば、運動表現やターン形状、ターンの質というものが表現できなくなる。あくまでも運動を表現できる適切なショートリズムが評価される。
  • *均等なターン弧 ☆☆
    • サイドウェイスタンスでトウ・ヒールの動きが異なるが、左右のターン弧を均等になるようコントロールし、なおかつターンの質が高い滑りが評価される。